コーヒーは豆からと決めている貴方。もしくは、これから豆にチャレンジしたい方へ。カフェイン控えめでお美味しい！デカフェコーヒー豆をご紹介します。焙煎、産地、パッケージなどに注目しておすすめ品をチョイスしていますので、ぜひお付き合いください。
本格派のあなたへ！豆から楽しむデカフェコーヒー5選
鮮度が命のコーヒーを、とことん味わい尽くすなら豆が一番。コーヒー豆を自宅で挽いて、香りが損なわれないうちに美味しくいただく…。そんな本格派のコーヒーファンの方へ。あるいは晴れてコーヒーミルやミル付きのコーヒーメーカーを入手された方へ。おすすめのデカフェコーヒー豆をご紹介します。
MORIHICO. 森彦 カフェインレスコーヒー
北海道札幌市を中心に展開している森彦（モリヒコ）。四季を味わいながらゆったりと味わうコーヒーが人気です。自宅にもお取り寄せ可能なこちらのデカフェ豆はコロンビア産。コロンビアは味に定評のあるアラビカ種のみを栽培することでも知られており、珈琲豆の品質向上に力を入れています。そんなコロンビア産・アラビカ種100％のコーヒーは、安全性が高いといわれるウォータープロセスでカフェインを除去。苦みと酸味は控えめ、スッキリとした味が特徴です。
イリー ブレンド 豆 デカフェ
世界的なシェアを獲得するillyのコーヒー。粉タイプのデカフェも存在しますが、イタリアらしい極細挽。マキネッタなどエスプレッソ用の器具を使用せずペーパードリップで楽しむなら、お手元のミルで中挽きにして味わいたい。9種のアラビカ種をブレンドし、力強いミディアムローストに仕上げたコーヒー豆です。窒素ガスを充填した缶入りで、酸化を防ぐ包装にも好感が持てます。異国情緒を味わえるイリーブランド。コーヒーといえばエスプレッソ、という方にももちろん、おすすめです。
自家焙煎 ブラジル 珈琲 by Tokyo Coffee Decaf
都内、家族経営で営む焙煎会社さん、Tokyo Coffeeのデカフェ豆です。かわいらしいクラフトパッケージは上部にワイヤーが入っており、留めやすい工夫が。中深煎りと記載がありますが、筆者が購入した物は深煎りを思わせるダークな色合いと形でした。自家焙煎は季節など諸条件によって微細な加減が加わるといわれますが、量産品と一味違いますね。豆の香りが豊かに立ち昇る、飲みごたえのあるデカフェコーヒー。ブラジル産の豆を使用。1つの産地から届く「シングルオリジン」のコーヒーとはどんな物？とチャレンジしたい方にもおススメ。デカフェとは思えないという声が多数寄せられています。
加藤珈琲店のカフェインレス珈琲 福袋
なんとも芸術的なパッケージに、500g×2の大容量。たくさん入ってお手頃ではありますが、「消費しきれるかな？」と心配し、買い渋っていました。結論、もっと早く買っていればよかった！賞味期限は到着日の前日から、ちょうど1年後。注文後に包装されたようです。お湯を注いだ瞬間、ふっくらと表面が泡立つのは、まさに新鮮な証拠。マイルドなコロンビアはバランスのとれたお味。マンデリンはコクが引き立つビターな味わい。力強いお味で、この後に飲んだブレンド豆が少し物足りなく感じたほどです。このクオリティでこの値段を実現してくださった、加藤珈琲店さんに拍手！
TULLY’S COFFEE デカフェ（2020.10.26追記）
コーヒーチェーンの中で、あえてデカフェのおススメを挙げるならタリーズです。味・価格のバランスが良くお気に入り。店内で頂くコーヒーも、味のバラつきが少ないように感じます。今回初めて豆をテイクアウトしました。エチオピアの「タデGGハイランド農園コーヒー100％使用」と記載があり、豆の出どころが明確なシングルオリジンです。カフェインをウォータープロセス法で95％以上カット。オーガニック。有機JASマークにNGO「セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン」のマークもあり。（売り上げの一部を寄付するとのこと）。シンプルでおしゃれなパッケージですが、ここまで豆のルーツ、処理法、品質について記載してくれるデカフェ豆はなかなかありません。肝心の味も、香りが高く豆の鮮度も良し。お家でカフェ気分に浸れる美味しさです。
終わりに ～豆から挽けばデカフェで遜色ナシ！～
美味しさをそのままに、カフェイン量を減らしたデカフェコーヒー。粉でも十分に味が良い物が出ていますが、豆ならより本格的なお味です。コーヒーミルから立ち上る香り、お湯を注いだ時に立ち込める匂いは、通常のコーヒーに引けをとりません。豆のほうが割安な商品も多いため、お財布にも優しい。デカフェ生活を続けていきたい！という方はぜひご紹介したデカフェ豆を試してみてくださいね。
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